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日本の宝 如庵

日本の宝 如庵

京都伝統建築技術協会にて如庵(犬山市 有楽苑)の見学させて頂きました。

 如庵は、信長の弟、織田有楽が晩年、京都東山建仁寺塔頭正伝院を再興し、そこに、隠居所としての書院と如庵を建て、生涯を終えた建物です。

その後、明治41年祇園町有志等より三井家に売却されました。

昭和11年国宝に指定され三井家本家より、大磯の別邸に戦火を逃れる為移築され、昭和45年名鉄の所有となり、47年に犬山城のほとりの現在地に、旧伝院書院、所縁の岩栖門、徳源寺唐門と共に移築されました。
 
<徳源寺唐門>
犬山

<旧伝院書院入り口>
犬山
入り口の屋根のむくりだけで、雨垂れが出入りする人に落ちないよう配慮されている.
さりげなく洗練された有楽の美意識の片鱗に感じいりました。

<如庵>

如庵 

 翌日、小雨の中 如庵に入らせて頂きました。行灯のあかりひとつ、

庭の苔の匂いまでも感じられるような静かな空間でした。

行灯に浮かび上がる中村先生のお姿、穏やかで凛としたお声で

如庵の解説を頂きました。

 お話のひとつひとつに如庵への愛おしいお気持ちが感じられたのは、

私だけでは無かったかと思います。

<外からの写した有楽窓です。>
如庵

仙人に導かれ、あたかもそこで、御点前が始まるような気さえしてきました。

 お茶室と言う空間は、それを創り上げた数寄者の思いが、何百年経っても

其処にいる者をその方の世界へ連れて行ってくれる力を持ち続けているようです。

一生に一度の大切な時間を頂きました。御手配くださった方々に、感謝ばかりでございます。

如庵

如庵佐女牛井

有楽苑

一足、一足、余韻を楽しみながら

有楽苑

<藤村庸軒旧蔵石燈籠>

元庵

<元庵 小間三畳台目>

元庵

有楽の大阪天満屋敷の茶室を古図によって復元された建物です。

元庵の命名は表千家即中斎に頂いたものだそうです。

竹の中柱、袖壁に下地窓と言う珍しい意匠で、風炉先に洞庫を備えていて、

「習い」にこだわらない有楽の早くからの試みとのことでした。

元庵

元庵

<弘庵>

弘庵は、有楽苑にて大寄せのお茶会を催すため昭和61年に建築されたお茶室です。

弘庵

此方で、お薄を頂きました。
弘庵
写真が上手く取れませんでしたが、床天井は、三井家城山荘に
使われていた天平の古材(杉)が活用されているとのことです。

この建物も、材料も最上ですが、大工、左官、建具師、庭師の方々の技術の高さに
惚れ惚れとして、拝見させて頂きました。

弘庵

どこを見ても、30年経った今、壁にヒビひとつ無く、建具も隙間ひとつ無く、

指し物、仕口に寸分の狂いも無く、手入れが行き届き清々しいお茶室でした。

 

2017-09-21 16:28:15

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