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店長日記

店長日記
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S邸増築 民家風 

S邸増築 正面2
 無垢材を使った民家風の内装

 
S邸増築 出窓
 出窓には、楡瘤天板を使い、飾り柱も合せて楡瘤にしました
 

S邸増築 出窓瘤板アップ
 自然が創造した瘤杢を活かして




S邸増築 出窓瘤板
 左側の小さい方の瘤は、実は、同じ板の瘤を足して上面を増やしています
 職人さんの素晴らしい技術と工夫に感謝です


S邸増築 南窓
民家風に梁を見せて、杉板の天井を貼りました

S邸増築 天井

 
S邸増築
 遊び心で、組子を少し入れてみました



S邸増築 北側 入口扉

玄関天井  センターに杉網代を置き、秋田杉天然杢を使っています。






 

2022-11-22 13:26:17

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水屋増築工事

水屋増築工事を賜りました。

相浦邸水屋

腰板は杢が見事だったので、あえて浮造りで使いました。

相浦邸水屋

天井材には、趣のあるのね板使わせて頂きました。本煤竹とよく合います。

施工途中で写真右下の窓にベニヤ板が写っておりますが、下の写真の様になりました。


相浦邸水屋

隣のお部屋の間の明り取りです。

相浦邸水屋

床板は、ラオス松赤柾がとても綺麗に仕上がりました。

施工様より、茶室の風情が有り、のね板は初めてとのことで、こんなに綺麗になるんですね。と
綺麗に出来たことを喜んで頂き、ここでお茶事をしたくなる雰囲気ねとお言葉を頂きました。

このお宅は、他の材もとても素晴らしいものを使ってありましたので、釣り合うよう廻り縁、建具等杉赤材でさせて頂きました。
赤身は落ち着いていいですね。

材料等任せて頂き、棟梁と相談しながらの材選びも楽しい仕事でございました。
造らせて頂いて、有難い感謝ばかりです。


 

2022-02-16 11:33:57

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梅雨になりました



今年は早い梅雨入りとなりました。

菖蒲2

 半夏生も盛りとなりました。 

半夏生 季節は、音もなく進んでいきますね。

2021-06-03 16:16:05

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蝶の越冬?

蝶の越冬

配達からかえる帰ると朝日にあたって暖を取っているのか一匹の蝶が。

このまま越冬するのでしょうか。

ベニシジミでしょうか。蝶の名前はわかりませんが、ふと浮かんだ名前です。

小さな蝶がとても愛おしくなりました。春まで頑張れ。

2020-11-21 09:38:16

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欅床板再生

ご主人の思い出詰まった旧家で使われていた床の間の欅板をテーブルに甦らせたい。

熊本のT様よりご用命頂きました。

欅テーブル

上写真は、裏側の細工です。当時の大工さんの技が見て取れます。

板のアテ(ひねり)を抑えるために、板の厚みを手前と奥とで倍以上削り込み、アリ桟を切り、框と密着させるために、4か所鍵型で、叩いて行くほどに締まるように作られていました。

逆向きに叩くだけで弛み、框は外れるようになっています。左右逆方向に打ち込むようにして、決して外れないようにしてありました。

流石です。

久し振りに先人の技を見ることが出来て、嬉しくなりました。

欅テーブル

先人に負けないようにしっかりとアリ桟を入れ直し、テーブルとして傾きが無い様厚みを揃えて作りました。


欅テーブル

美しい欅の杢が甦りました。

床板なので幅が660mmに縁を回して750mm幅にしました。

足を別に欅で作り、椅子にも座りにも対応できるものとしました。

T様にとても喜んで頂き、安堵いたしました。

                                       店主 敬白

 

2020-05-18 11:19:36

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中村先生を偲ぶ

 本日、京都伝統建築技術協会より、「普請 ~中村先生を偲ぶ~」が届きました。

 一昨年の訃報から、未だに信じたくない私共に、皆さんの中の中村先生が語り掛けてくださいます。

昨年、協会より先生との40年近い思いでをと言って頂きましたが、田舎の一材木屋で、先生のお教えを

頂くだけで有り難く思っておりましたので、恐れ多くご辞退いたしました。


 普請に掲載されている先生のお写真は、常に先を見て、また先人が日本の心美を体現した数寄屋建築を

守る先生の慈愛の眼差しそのものでした。先生のお人柄がそのまま現れていて、感涙いたしました。

また、先生のお話を伺いたい、その思いばかりが募ります。



先生のお写真と思い探していますと

昭和61年 長崎での弊社研修会の写真が出てまいりました。

中村先生

 <研究会での先生のお写真>
 

中村先生

<長崎研修会 先代社長と>

また、熊本市の白川公園茶室棟の建築の折も、この田舎の弊社にお越し頂き、材料検査をして頂きました。

その時も「良いね、材料もこれくらい揃えてもらえると。」と言って頂きました。

中村先生
<弊社銘木倉庫にて>


その後拙宅にて一休み頂いた時もこれは降旗君かねと設計が降旗広信先生だとすぐお気づきになり、

いいじゃないですかと
寛いで頂き、嬉しかったことを思い出しました。
 

 

 また、熊本城本丸御殿の茶室再建の折は、先生に「一々京都まで聞きに来なくても熊本には、

進藤君がいるじゃないか。」と言って頂いたと当時のJV担当者から伺ったときには、先生に認めて

頂いていたことが有難くて、嬉しくて一生懸命、一つづつ先生ならこう考えられる、

先生ならこれを選ばれるはずと思いながら進めました。

 見て頂くとき、なぜこうしたのとのお尋ねに、一つ一つ答えると、うんと頷いて頂き、

「さすが熊本だね、まだこんなに良い材があるんだね。」「こんな熊本らしいものを使わないと。」と、

にこにこと材を撫でてくださったこと。

飛び上がるように嬉しかったことを思い出されます。

本丸御殿
<熊本城本丸御殿 茶室>
 
 壁の中塗り過程で、綺麗に仕上がり過ぎていたので、お願いして塗りなおして頂いたのですが、

やはり先生からは、綺麗すぎると御指摘がありました。

「先生、そうおっしゃると思い、3度やり直してもらったのですが。」と言うと、「仕方ないかねぇ。」と。

先生の合格点は頂けなかったと思いますが、現場現場でできる限りの努力は酌んで頂いていたようでした。

有り難かったです。


これまでの先生とのご縁を思い出して過ごしております。


先生そちらは如何ですか。

秋には、先生が最後まで望んでおられた「伝統建築匠の技」がユネスコ無形文化遺産に

登録される予定だと一報が入りました。

さぞお喜びと存じます。

先生、覚えてお出ででしょか。

雪の降る八勝館の玄関で酌み交わした熱燗は美味しかったですね。

きっとそちらでも、宗匠方とも楽しく語らってお出ででしょう。

中村先生
< 国宝如庵 研修会にて>

 言葉に尽くせませんが、長年先生の輝かしい御業績に触れさせて頂き、

先生のお教え、先生との数々の思い出は、私共の大切な宝でございます。

                                                     店主 敬白


 

2020-01-21 10:01:33

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酷暑お見舞い申しあげます。

今年も昨年に勝るとも劣らない酷暑が訪れております。

皆様ご健勝にてお過ごしでしょうか。

暑さに負けずと言いたいところですが、勝ち目がないので、、、、
香骨

水辺の花でも如何でしょうか

サギ草

少しでも涼しさが届きますように。

くれぐれも 御身体ご自愛ください。

                         店主  敬白
 

2019-08-02 15:58:40

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お誂えカウンターが出来ました

春頃メールを頂き、無垢材の一枚のカウンターをご希望と伺いました。

無垢材がとてもお好きだと伺い、ご来店頂き、数枚見て頂き、

お目が高く、杢が一番綺麗なセンをお選びいただきました。

村上カウンター
                           <熊本県 M邸>

お母様が料理をしながら、勉強を見たり、朝食も手早く済みそうですね。

お嬢さん方にも、喜んで頂き、何よりでした。

村上様カウンター

道産のセンなので、杢が詰っています。

村上様カウンター

樹の杢は、綺麗で心落ち着きます。無垢材の味わいを楽しんでください。

村上様カウンター

卓足は、カウンター加工をお願いしました大川の関家具、木馬さんオリジナル木製足を巾を狭くして作っていただきました。

カウンター

自然縁を活かして作らせて頂きました。

今回私共の手違いにより、手直し再納品となりまして、ご迷惑をお掛けしましたが、

M家様には、その間1週間ほど、心よくお受け頂きました事、感謝申し上げます。



                                     店主 敬白
 

2018-09-06 12:02:26

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牛深へ

牛深へ、久しぶりに行ってきました。

天草1号橋、架け替え工事が進んでいます。
牛深

世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の三角西港からの眺めです。

牛深
三角西港

牛深
牛深です。

牛深
ハイヤ大橋 牛深のシンボル的存在です。
美味しく飛び切り新鮮な海の幸を頂き、打ち合わせも終え、帰路につきました。

驚いたのはもう、田植えが始まっていました。

牛深
水を張り
牛深
早苗がすでに植えられている田んぼもありました。

天草は、二期作が盛んなところで、早場米は台風前に、市場に出ます。

満開の桜と田植え、珍しい景色でした。


 

2018-04-06 15:42:15

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日本の宝 如庵

京都伝統建築技術協会にて如庵(犬山市 有楽苑)の見学させて頂きました。

 如庵は、信長の弟、織田有楽が晩年、京都東山建仁寺塔頭正伝院を再興し、そこに、隠居所としての書院と如庵を建て、生涯を終えた建物です。

その後、明治41年祇園町有志等より三井家に売却されました。

昭和11年国宝に指定され三井家本家より、大磯の別邸に戦火を逃れる為移築され、昭和45年名鉄の所有となり、47年に犬山城のほとりの現在地に、旧伝院書院、所縁の岩栖門、徳源寺唐門と共に移築されました。
 
<徳源寺唐門>
犬山

<旧伝院書院入り口>
犬山
入り口の屋根のむくりだけで、雨垂れが出入りする人に落ちないよう配慮されている.
さりげなく洗練された有楽の美意識の片鱗に感じいりました。

<如庵>

如庵 

 翌日、小雨の中 如庵に入らせて頂きました。行灯のあかりひとつ、

庭の苔の匂いまでも感じられるような静かな空間でした。

行灯に浮かび上がる中村先生のお姿、穏やかで凛としたお声で

如庵の解説を頂きました。

 お話のひとつひとつに如庵への愛おしいお気持ちが感じられたのは、

私だけでは無かったかと思います。

<外からの写した有楽窓です。>
如庵

仙人に導かれ、あたかもそこで、御点前が始まるような気さえしてきました。

 お茶室と言う空間は、それを創り上げた数寄者の思いが、何百年経っても

其処にいる者をその方の世界へ連れて行ってくれる力を持ち続けているようです。

一生に一度の大切な時間を頂きました。御手配くださった方々に、感謝ばかりでございます。

如庵

如庵佐女牛井

有楽苑

一足、一足、余韻を楽しみながら

有楽苑

<藤村庸軒旧蔵石燈籠>

元庵

<元庵 小間三畳台目>

元庵

有楽の大阪天満屋敷の茶室を古図によって復元された建物です。

元庵の命名は表千家即中斎に頂いたものだそうです。

竹の中柱、袖壁に下地窓と言う珍しい意匠で、風炉先に洞庫を備えていて、

「習い」にこだわらない有楽の早くからの試みとのことでした。

元庵

元庵

<弘庵>

弘庵は、有楽苑にて大寄せのお茶会を催すため昭和61年に建築されたお茶室です。

弘庵

此方で、お薄を頂きました。
弘庵
写真が上手く取れませんでしたが、床天井は、三井家城山荘に
使われていた天平の古材(杉)が活用されているとのことです。

この建物も、材料も最上ですが、大工、左官、建具師、庭師の方々の技術の高さに
惚れ惚れとして、拝見させて頂きました。

弘庵

どこを見ても、30年経った今、壁にヒビひとつ無く、建具も隙間ひとつ無く、

指し物、仕口に寸分の狂いも無く、手入れが行き届き清々しいお茶室でした。

 

2017-09-21 16:28:15

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  <ひな祭り>
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